香港セントラルの病院

 香港は中国の東南にあり、太平洋に隣しています。中国は物価安い、賃貸安い、給料安いイメージですが、なんと、香港は中国に特別の存在で、特に、生活費の高さとマンションの高騰で呆れます。香港は以前、100年弱イギリスの植民地経験があり、中国と世界の対話窓口として極めて位置がよいことを加え、世界の貿易と金融の中心地の一つに飛躍しました。

香港の生活費

 香港はアメリカのサンフランシスコに次、世界2番目に生活費が高い都市です。夫婦2人で生活する例をすると、平均的に、6,630香港ドルかかるらしいです。日本円に換算すると、9万ちょいになります。これでも、平日に派手に外食しない状態です。それ以外に、家賃が支出のもう一大部分です。  家賃は日本と同じように、場所により、変わってきますが、でも決して安いところがありません。香港島は香港中に一番高いですが、その中に一番の位するのはセントラルですが、香港中の金融中心地とオフィス街です。こちら、夫婦で、1ベットルームで、築5年ぐらいで、大体3万香港ドル、約42万円ほどです。このエリアから離れ、日本人がよく住む太古エリア、香港島の東側にいくと、同じ条件で、1ベッドルームだと2万香港ドル、約28万円ほどです。九龍サイドに行きますと、日本人が人気なエリア、ホンハムとウォンポーと例としてあげます。ほぼ同じ条件で、目安で、1.5万香港ドル、21万円ほどです。九龍エリアに2万香港ドルを出せば、選択が結構ある感じです。九龍エリアからもっと中国の深セン側にいくと、新界があります。こちらですと、九龍エリアによりもうちょっと安くなります。1ベットルームで1万香港ドル前後、約14万円で借りられます。これにしても、日本の東京で結構一等地の1kに住めます。  実際、香港は東京都の半分しかない狭い土地に、香港人730万人が住んでいます。人口密度は世界4位で、不動産価格がとんでもない数字になります。日本不動産研究所は2015年10月に調査した結果は港区元麻布の高級住宅のマンション価格を1にしたら、香港は同じ水準で、2.32ほどのレベルです。アジアにもっとも高いとも言われます。因みに、日本人の憧れるニューヨークは1.73あたりです。  土地が狭いで、不動産の高騰の背景で、香港にベランダがないという不思議な風景が生まれました。よくニュースで見たが、香港の若者や年配の方が低収入のため、5人で11平米のアパートに住み、住む環境も湿気が強い、お墓住宅だと言われます。

セントラルの事情

 上記に言及したセントラルは香港全土のトップ高賃貸です。実際、セントラルはどんなところだか紹介します。セントラルは超高級金融エリアであります。こちらに香港上海銀行の本店をおいてあります。香港上海銀行の時価総額はシティバンク、バンク・オブ・アメリカに次、世界第3位の銀行です。セントラルは高級感がある他に、アジアに有数のアートの街でもあります。街に歩くと、イギリス時代の時代感が強い西洋建築があり、白い壁にカラフルのペンキをしている建築もあります。兎に角ギャップが激しい街だという印象です。  セントラルの一番おすすめのスポットはスタチュー・スクエアです。セントラルのシンボルだと言われています。以前はビクトリア女王の銅像がありました。周りが銀行などの高層ビルに囲まれています。オフィス街のヒーリングスポットとして人気が集まりました。もう1箇所楽しめるのがSOHOです。このエリアに元々は空家と倉庫ばかりでしたが、アーティスト達は活用して、徐々に人気観光スポットになり、他国料理のレストランも集まってきました。

セントラル周辺の病院

 セントラルは家賃が高いですが、場所が結構取る病院があるでしょうか。答えがあります。香港に、クリニックは林立してあり、非常に便利です。その中に、規模と評判がよかったのが、Premier Medical Centreです。Premier Medical Centreは2006年に設立した多科目検査できるクリニックです。具体的に、Premier Medical Centreは心臓科、麻酔科、胃腸科、外科、眼科、耳鼻科、小児科などあります。在籍している医師さんは各分野の専門家で、数十名ほど在籍しています。ただし、Premier Medical Centreは日本語が使えませんので、もし言葉はネックでしたら、日本語が通じるところはおすすめです。  同じ香港島内で、電車で一本行けるDYM Health Careがあります。場所は上記に言及した太古の近くになります。DYM Health Careは日本人専用のクリニックで、内科、小児科、健康診断、予防接種などの診療を行っています。中にキッズスペースもありますので、子供連れの人でも安心に使えます。クリニックの雰囲気は日本と全く同じです。シンプルで、静かな感じです。通訳の日本人女性がいます。医師さんは小児科の先生のようで、結構細かく話してくれます。使っている薬も成分が日本に近いので、体の負担が下がるかなと思います。

まとめ

 香港に住むと生活費が大変だと思います。特に、セントラルのような一等地だと、考えられない金額です。高いけれども、ビジネス以外にメリットもいっぱいあると思われます。また、インフルもしっかりしてあり、病院などの施設も備わっています。