香港のインフルエンザ事情

 香港は2016年に、男性が81.32歳、女性が87.34歳で男女ともの平均寿命は世界1位になりました。先進国の中で医療水準が高いとも言えます。しかし、医療水準は高い香港にもかかわらず、昨年(2017年)香港は「季節性インフルエンザ」が大流行していますが、感染されたのは14713人、その中に、重症化した人数は458人、死者数は300人を超えていました。2003年に香港で流行していたSARS(重症急性呼吸器症候群)での死者数より高かったです。

季節性インフルエンザとは?

季節性インフルエンザはウイルスの感染により、38℃以上の高熱、頭痛、喉の痛み、咳と鼻詰まりなどの症状が出ます。季節性インフルエンザが重症化になると、肺炎やインフルエンザ脳症などの病気にもかかる恐れがあります。特に、高年者や妊婦、乳幼児、基礎疾患などは免疫力が一般より低下していますから、重症化になりやすいと見られます。季節性インフルエンザの一般の致死率は0.05%に対して、香港は2017年の季節性インフルエンザの致死率が2.1%でした。その中は90%が一つの基礎病患を持っていた高齢者の方です。因みに、ほとんどの症例はインフルエンザウイルスの検査を行われていませんでした。

季節性インフルエンザの一般予防方法

まとめて5つあると思います。 1、季節性インフルエンザが流行している時期に、人が集まっているところに行くのをできるだけ避けましょう。ウイルスと隔離するため、出かける時にも常にマスクをつけていきましょう。特に、地下鉄やバスなどは人口密度が高く、空気の循環が悪いから、ウイルスを感染しやすいと見られます。 2、個人の衛生を注意しましょう。特に、よく手を洗うことです。季節性インフルエンザは飛沫で感染すると言われますが、ウイルスの患者は咳などで自分の唾が触れ、そして他のものを触ると、そのものが汚染になるわけです。他の人は知らずに同じものを触ると、感染される可能性が高いから、手をよく洗うことを心にかけましょう。 3、部屋にいる時に、窓をよくあけましょう。窓をずっと閉まると、フィニシュな空気は部屋に入ってこないから、空気が悪くなる一方です。それが体の機能、特に免疫に影響が出ます。体の免疫力が下がると、季節性インフルエンザが感染しやすくなります。 4、油濃いものを抑えましょう。お肉などの代わりに、野菜と果物をよく食べましょう。野菜と果物の食物繊維は腸や食道のウイルスを分解する機能があり、体の循環を促進するから、季節性インフルエンザを予防する免疫力も当然に高まります。 5、インフルエンザの予防接種を受けましょう。これは確実に一番早く効く予防方法だと思われる。

乳幼児の要注意点

乳幼児は一般の人より、免疫力が低いから、乳幼児がいる親はよく注意しましょう。まず、乳幼児の服装に気を配らないと行けないです。皆さんはよく乳幼児に風邪を引かせないために、厚めの服を着させる傾向があります。但し、乳幼児は好奇心が強く、よく動いているから、汗も一般の人よりよくかくようです。汗だらけで、逆に風邪を引きやすくなります。また、乳幼児は一般の人より免疫力が低いから、できるだけ、人が集まっている場所を避け、そとから帰る時に、よく手を洗わせたほうがいいです。万が一、乳幼児は熱が出る時に、よく水を飲ませ、ウイルスをできる限り早く体から排除させます。そして、汗がかく時に、二度の風邪を引く恐れがあるから、下着をすぐ交換してあげましょう。最後、乳幼児に体をよく休ませることです。それにより早く免疫力が回復できると見られます。

インフルエンザ予防接種と小児科があり、日本語対応可能なおすすめの病院

前の通りに、香港はインフルエンザが厳しいで、特に免疫力が低い乳幼児は注意すべきです。現在、香港に移住してきたり、仕事をしにきたりする日本人が増えてきました。念のために、香港に来たら、インフルエンザの予防接種をしたほうがいいです。特に乳幼児がいる家庭は乳幼児まで、予防接種を受けさせてあげましょう。 香港でインフルエンザの予防接種できる病院が多くあります。香港IDを持ってあれば、公立病院の方は圧倒的に安いです。ほとんどの日本人はそれがないから、私立病院かクリニックを通っています。但し、日本語が通じるかどうかを事前に調べないとうまく進まないかもしれません。 言葉は不自由な人、乳幼児がいる家庭におすすめな日系クリニックがあります。香港島の太古駅の周辺に、イオンモールの上にあるDYM Healthcareはすべて日本語で対応できるところです。このクリニックは4種類のワクチンがあり、様々なニーズに応じられるようです。院内はきれいで静かです。前回は子供のワクチン接種に行ってきましたが、事前に予約を入れたから、待ち時間がなく、スムーズに受診できました。また私が受診の番になった時に、キッズスペースがあるお蔭で、子供を心配することもありませんでした。

まとめ

香港で仕事をしている方、または家族で移住しにきた方は香港の季節性インフルエンザに気をつけましょう。香港は医療水準が高いにも油断しないでください。言葉や子供のことを心配することがある場合、DYM Healthcareは診察から一連の日本語で対応できるし、ワクチンの種類も多いで、日本と同じような成分の薬や治療システムがあるから、単身赴任の日本人や子供持ちの日本人家族などにとって使いやすいところだと思います。