香港の医療水準

平均寿命ランキングでは男女ともに世界の国・地域トップに立つ香港。平均寿命が高い理由には香港の高い医療水準が関係しています。 近年の香港の健康長寿を支える1つの要因は医療です。香港には公立病院と私立病院と小規模クリニックがあります。私立病院は患者が快適に治療できるようサービスが充実していますが、治療費や入院費はとても高額です。一方、国が運営する公立病院は医療費が格段 に安いのです。香港在住者であることを証明する香港IDを所持していれば1日入院しても治療費は100HK$で済んでしまいます。高齢者には1年で1000HK$分の医療チケットを支給するサービスもあります。 また、香港の医師は患者1人に対する医師の数が少ないので臨床経験が豊富です。医療が標準化されていて、最も合理的な治療を医師が判断するため、診療の予約日は病院側が一方的に決めます。価格に差はあるものの公立病院も私立病院とも医療レベルは高水準です。 公立病院は手術が数ヶ月待ちになることもあり、通常の診察でも数時間待つことに加え、広東語または英語対応になるため日本人の多くは私立病院を好む傾向にあります。 私立病院は、診察費用、治療費や手術費用は高額となりますが、診察時間の予約ができ、日本語が通じるところが多くあります。手術などの大きな治療になると、治療費が10万HK$を超える場合もあるため、手術・入院だけを対象とした医療保険だけでも加入することをお勧めします。

香港での救急のかかり方

緊急の場合は救急車を呼びましょう。香港警察・消防署・救急車の場合は共通で「999」です。香港の救急車は日本と同じで無料です。そこから一番近い公立病院に運ばれます。 香港の公立病院では24時間診療をやっているところは多くはありません。公立病院では救急でかかるとその緊急度によって超緊急・緊急・準緊急・非緊急と分けられます。緊急診察ですが人が多く、混雑している場合は長い時間待たされることがあります。個室に呼ばれまず医師の問診と診察が行われます。症状によっては入院、薬を処方されそのまま帰宅することもあります。ですが公立病院の救急の評判はあまりよくありません。また、日本語も通じないためあまりオススメはできません。ですが公立病院では香港IDを持っていれば入院費用や薬代も含めて100HD$と医療費が安いのが最大の利点です。

香港でオススメのクリニック

香港で生活していたり、出張だったり、旅行だったり、その際に病気や怪我をしたらどうすればよいでしょうか?できれば病院には行きたくないと思っても行かなければならないときもありますよね。ですが不慣れな現地では言語の壁があり病院に行くのはかなりハードルが高く感じるかもしれません。受付から処方まで全て日本語で対応を行っているクリニックをご紹介致します。 DYM healthcare MYR太古駅にあるDYMヘルスケアグループは日本国内外五拠点で、主に日本人駐在員やそのご家族、また旅行者や日系企業で働くローカルスタッフ向けに内科や小児科などの医療サービスと、健康診断を提供している日系企業です。DYM healthcareでは急な体調不良から生活習慣病、予防医療まで幅広く対応しております。 当院では出来る限り現地の医療にも精通した、経験豊富な医療通訳者を雇用するとともに、医療スタッフ自身にも少しずつ日本語を覚えてもらい、受診される患者様がより安心してご受診いただけるよう、コミュニケーションの円滑化に力を入れているクリニックです。その為、日本人通訳が常駐しています。受付から処方まで全て日本語で対応しているので気軽に受診ができます。平日の9:00から13:00までは毎日小児の専門医が勤務しており、お子様にも安心してご利用頂けます。当院では海外傷害保険の利用も可能です。キャッシュレス・メディカルサービスのご利用もできます。 また、成人、小児ともに予防接種や定期健康診断のサービスも行っており、平日は9:00から19:00まで営業している為、学校や仕事終わりでも受診が可能です。 DYM healthcare 営業時間 [月曜、火曜、木曜、金曜] 午前の診療:9:00~13:00 (最終受付12:30) 午後の診療:15:00~19:00 (最終受付18:30) [水曜] 9:00~13:00 (最終受付12:30) ★午後休診 [土曜] 午前の診療:9:00~13:00 (最終受付12:30) 午後の診療:14:00~18:00 (最終受付17:30) [日曜、祝祭日] 閉院

まとめ

平均寿命ランキングでは男女ともに世界の国・地域トップに立つ香港。平均寿命が高い理由には香港の高い医療水準が関係しています。その長寿を支える医療施設は公立病院と私立病院と小規模クリニックがあります。香港の医師は患者1人に対する医師の数が少ないので臨床経験が豊富です。公立病院と私立病院は共に医療水準が高く十分な治療が受けられます。公立病院では香港IDを所持していれば医療費が格段に安いのです。ですが、公立病院では日本語対応を行っておらず、広東語・英語での対応になるので少し不安に感じるかもしれません。 一方、私立病院では日本語対応を行っていることが多く、サービスも充実しています。ですが医療費が高いため保険未加入の場合は高い医療費を全額自己負担しなければなりません。香港で緊急の場合は「999」に電話をかけ救急車を呼びましょう。公立病院では緊急の場合でも待たせることがあるので注意が必要です。ですが不慣れな現地では言語の壁があり病院に行くのはかなりハードルが高く感じるかもしれません。DYM healthcareでは受付から処方まで全て日本語で対応を行っているので急な体調不良でも受診することができます。成人、小児ともに予防接種や定期健康診断のサービスも行っており、平日は9:00から19:00まで営業している為、学校や仕事終わりでも受診が可能です。是非一度ご相談ください。